柳瀬川ブロックパーティー Season 1の終了

皆様こんにちはDee-Sです。

皆様には残念なお知らせをしなければなりません。2016年の2月から約4年間にわたり開催していた柳瀬川ブロックパーティが、一旦終了しました。理由として、このコロナウイルスの影響で、開催地であった「麺や まつ本」が2020年9月18日をもって営業終了となるためです。毎回楽しみにしていた地元の皆様をはじめ、遠方から来ていただいた皆様には、今まで感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

思えば、自分が現場に出てDJをすることを長期間休止していた時期から復帰戦となったのは、この柳瀬川ブロックパーティでした。当時の主催であるAbo君から2015年の年末辺りに相談いただき、「ラーメン屋でパーティー!?」と面食らったんですが、面白そうな話でしたので二つ返事でOK、2016年2月に麺や まつ本のプレオープンが柳瀬川ブロックパーティの第1回となりました。初回は私とAbo君の二人会で平日金曜日の昼間に開催したんですよね、そういえば。

東武東上線の各駅停車でしか止まらない柳瀬川駅、しかも団地街でブロックパーティという従来の固定概念では無謀ともいえる条件の中、多くの方が興味本位で来ていただいたのを今でも記憶しています。そして、多くの地元のDJの皆様も情報を嗅ぎ付けて、気が付けば世代を超えて多くの方がこの柳瀬川ブロックパーティを支えあっていました。しかも出演者はローカルだからといって、敷居を下げることなくハイクオリティで尖ったことをやっていました。私自身も非常にアンダーグラウンドな選曲でヘタするとクラブでプレイする時よりも実験的であったかもしれません。

そして何より、このパーティーを通じて知り合った仲間は、かけがいのない存在になりました。老若男女問わず、地位も立場も違えど濃度の濃い異業種交流会とも言って良いでしょう。「皆がフラットに接することが出来る場所こそがクラブの本来の姿」を最後まで貫き通した数少ないパーティーとも言えるでしょう。残念ながらこの日本では格差は広がるばかりだし差別的な思考が蔓延る中で、こうした場所を作ることが非常に困難なのですが、最初から最後まで関わって現場を見てきて「やろうと思えば出来るんだ」という強い自信を持つことが出来ました。

楽しいパーティーは繁華街でなくても出来る、クラブでなくても出来る。そう思わせてくれた柳瀬川ブロックパーティは私にとって大きな変革をもたらした重要なパーティーでした。この気付きから、他の街、他の店でも活動をすることになり、プレイスタイルの幅も拡張され、自由度がより高くなった。自分にとってはターニングポイントとなったといっても良いでしょう。

最後に、この場所でパーティー開催を快く引き受けてくれたケイさん、今まで本当にありがとうございました。そして次世代のDJにバトンは既に渡したので、この地にまたパーティーが産まれることを私は心から待ち望んでおります。